261-040_(論)桑田神社(亀岡市篠町馬堀)

比定社:(論)桑田神社(亀岡市篠町馬堀)

式内社コード:261-040
神名帳社名 :桑田神社、クハタノ
社    格:小
所 在 地 :621-0823 京都府亀岡市篠町馬堀東垣内3
Plus Code  :2J52+FW 亀岡市、京都府
※Google Mapで上記の Plus code を検索すると所在地が表示されます。

アプローチ&ロケーション

篠町馬堀集落の街中の平地に鎮座。
非常に見つけにくい場所にある、西側からのアプローチが良い。
京都府道402号王子並河線沿いに火の見櫓があるのが目印、この奥(東)に鳥居があるが道路からは見えにくい。
東からだと和菓子屋さんの横の狭小路を入る。
何れにしても周辺道路が狭小なのでクルマでは難しく駐車場もない。

訪問しやすさ指数

管理人の独断による訪問しやすさの点数を付けてみました。
管理人の独断による4つの観点、秘境度・交通の至便さ・徒歩でのアプローチ状況・探索の必要性、を点数化しました。
各点数が低ければ容易、高ければ難易度が高くなります。
式内社訪問の際の参考にしていただければ幸いです。

【秘境2】社域がどのような所なのか
5:秘境度MAX、深山幽谷で野生動物に注意レベル
4:秘境度はかなりのモノ、近くに人間がいないレベル
3:かなり自然の中の神社、時々人を見るレベル
2:近くに集落があり、子供が遊んでいるレベル
1:都会の神社、誰もがフラッと入れるレベル

【交通2】交通機関の状況
5:クルマのみ、4WD車等の特殊なクルマでしか行けない険しい場所
4:クルマのみ、普通のクルマで大丈夫だが林道等の条件の厳しい道路
3:クルマのみ、普通のクルマで普通に行ける
2:電車・バス等の公共交通機関はあるが制約が多くクルマのほうがベター
1:電車・バス等の公共交通機関で容易に行ける

【徒歩1】徒歩区間の長さと難易度
5:片道30分以上歩く、坂がきつい、やぶこき必要レベル
4:歩きは20分以内、がっつりトレッキング、危険箇所あり
3:歩きは15分以内、坂や石段があって軽くトレッキング、所によっては滑りやすいとかあり
2:歩きは10分以内、トレッキング要素ありだが容易
1:歩きは5分以内、容易

【探索4】発見難易度
5:何回も訪問しないと分からないレベル
4:周辺をかなり歩き回らないと分からないレベル
3:少々見つけにくいが見つけることができるレベル
2:目印があって比較的容易に見つけることができるレベル
1:目立つのですぐ見つかるレベル

ハイライト

かつては山陰道に面していたと思われる立地。

写真

桑田神社を正面より望む。周囲は神社でその間に鳥居があり少々見つけにくい。鳥居自体は西を向いている。
桑田神社を正面より望む。周囲は神社でその間に鳥居があり少々見つけにくい。鳥居自体は西を向いている。
鳥居前より後ろを振り返ったところ。火の見櫓のある所が京都府道402号王子並河線でかつての山陰道だったと思われる。端っこの舗装されてた部分が参道だったのだろうか。
鳥居前より後ろを振り返ったところ。火の見櫓のある所が京都府道402号王子並河線でかつての山陰道だったと思われる。端っこの舗装されてた部分が参道だったのだろうか。
鳥居の扁額には桑田神社とある。
鳥居の扁額には桑田神社とある。
鳥居をくぐると1段下がって参道が伸びる。途中で右へ曲がっている。
鳥居をくぐると1段下がって参道が伸びる。途中で右へ曲がっている。
手水鉢。
手水鉢。
社殿右側には何もない。右側にあるのは民家。
社殿右側には何もない。右側にあるのは民家。
左側は公園となっている。
左側は公園となっている。
社殿を正面より望む。右側の祠は1段低い、詳細は不明。
社殿を正面より望む。右側の祠は1段低い、詳細は不明。
社殿を左側より望む。社殿の後ろは和菓子屋さん。
社殿を左側より望む。社殿の後ろは和菓子屋さん。
社殿を右側より望む。
社殿を右側より望む。
社殿を左側より望む。訪問したのは正月明けなのできれいに飾り付けられている。
社殿を左側より望む。訪問したのは正月明けなのできれいに飾り付けられている。
社殿を左側後方より望む。
社殿を左側後方より望む。
右側の祠を正面より望む。いくつか摂社末社があるようなのだが不明。
右側の祠を正面より望む。いくつか摂社末社があるようなのだが不明。
社殿の右側には旧鳥居埋設地とある。南側側からも入れるようになっていたのだろうか。
社殿の右側には旧鳥居埋設地とある。南側側からも入れるようになっていたのだろうか。
鳥居を望む。社域の参道が微妙に曲がっているのが気になる。
鳥居を望む。社域の参道が微妙に曲がっているのが気になる。

感想

延喜式神名帳・丹波国・桑田郡の「桑田神社」の論社2つのうちの1つ。

由緒書はないので詳細不明。

ご祭神は、市杵島姫命(大山咋命の説もある)らしい。
データが少ない神社。

周辺はJR山陰本線の馬堀駅前で非常に古い街、旧山陰道が通り街道筋であった。
京都方向からなら老ノ坂峠を越えて亀岡盆地の入り口にあたる。
江戸時代の面影を残す古い街だけに周囲の道路は狭い、駅前のパーキングに駐車してアプローチするのが良い。

神社の入り口は西側、火の見櫓のある広場の奥に鳥居があるが道路からは見えづらく見つけにくい。
火の見櫓のある広場のまわりは、公民館のような建物なのか、個人宅なのか区別がつきにくい。
かつては西側の道路沿いに鳥居があったのではないかと想像する。
東側は和菓子屋さんがあり、その向こうは駅前の新しい道路がある。

鳥居は西を向いていて扁額には桑田神社とある。
鳥居を入ると1段下がって参道が右へ曲がりながら続く。
祠が2つ建っていて参道正面と右側に位置しているが神社名の表示は無い。

社叢が刈り込まれたり伐採されたりして少々寂しい印象。
社域は広くはないが非常にきれいで良く手入れされている様子が分かる。

注意点

周辺道路狭小で駐車場もないので注意。

訪問ノート

訪問日:2022/1/9
交通手段:クルマで訪問
カメラ:α7M3 + FE16-35mm F2.8 GM