271-070_(論)矢田神社

比定社:(論)矢田神社

式内社コード:271-070
神名帳社名:矢田神社、ヤタノ
社格:小
所在地:629-3443 京都府京丹後市久美浜町海士
plus code:HWXM+6G 京丹後市、京都府
※Google Mapで上記の Plus codeを検索すると表示されます。

アプローチ&ロケーション

神社名は「やたじんじゃ」、地名の海士は「あま」と読む。
海士の集落の東の山裾に鎮座。
京都府道669号芦原甲山線より東へ入り突き当りの道路沿いに社標と鳥居がある。
集落の中の道は狭いので注意が必要。
クルマは鳥居をくぐって中の広場に駐車可能。

ハイライト

矢田神社と海部氏との関係。

写真

鳥居をくぐり坂になった参道を登ると拝殿前の広場に到着。社域の左側には小川が流れ、獣よけのネットが張られている。
鳥居をくぐり坂になった参道を登ると拝殿前の広場に到着。社域の左側には小川が流れ、獣よけのネットが張られている。
クルマを乗り入れさせていただき広場に駐車させていただいた。
クルマを乗り入れさせていただき広場に駐車させていただいた。
拝殿を笑麺より望む。
拝殿を笑麺より望む。
周囲は山林。
周囲は山林。
広場の右側には倉庫がある。その後ろにお社がひとつ。
広場の右側には倉庫がある。その後ろにお社がひとつ。
手水鉢。六角のナットのような形状で珍しい。
手水鉢。六角のナットのような形状で珍しい。
拝殿を正面より望む。雪よけのシートが張ってある。
拝殿を正面より望む。雪よけのシートが張ってある。
拝殿を左側より望む。狛犬は正面を向いている。
拝殿を左側より望む。狛犬は正面を向いている。
拝殿内部を望む。きれいに保たれている。
拝殿内部を望む。きれいに保たれている。
拝殿と覆屋に入った本殿を望む。
拝殿と覆屋に入った本殿を望む。
覆屋に入った本殿を左後ろ側より望む。残念ながら本殿は見ることができない。
覆屋に入った本殿を左後ろ側より望む。残念ながら本殿は見ることができない。
拝殿左側より広場を望む。
拝殿左側より広場を望む。
拝殿右手にある摂社末社。ちょこんと置かれた狛犬がかわいい。
拝殿右手にある摂社末社。ちょこんと置かれた狛犬がかわいい。
石灯籠には享保年間とある。
石灯籠には享保年間とある。
拝殿より広場を望む。
拝殿より広場を望む。
広場より鳥居を望む。
広場より鳥居を望む。

感想

由緒書がないので詳細は不明。
延喜式神名帳の山陰道・丹後国・熊野郡「矢田神社」の論社2社のひとつ。

ご祭神は、建田背命(たけたせのみこと)と伝わる。
垂仁天皇の時代(BC29~70年、諸説あります)に川上摩須郎が勧請したと伝わる。

ご祭神の建田背命は物部氏の祖であり、ここでも物部氏の影響が見て取れる。
また当地、海士(あま)は海部直の本拠地とも言われている場所である。

鳥居のある神社入り口より東へ100メートルほど傾斜のついた参道を上がると広場がある。
クルマはこの広場に駐車させていただいた。
社域の向かって左側(北)は小川となっており水が流れている。

社殿は拝殿と覆屋に入った本殿の構成でシンプル、ともに比較的新しいように見える。
社域も社殿も大変きれいに保たれており気持ち良く参拝できる。

注意点

集落の中は道が狭いので注意。

訪問ノート

訪問日:2021/5/16
交通手段:クルマで訪問
カメラ:α7M3 + FE16-35mm F2.8 GM

各種式内社データへのリンク

御祭神等の詳細データは以下をご参照ください。

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