271-060_伊豆志彌神社

比定社:伊豆志彌神社

式内社コード:271-060
神名帳社名:伊豆志弥神社、イツシミノ
社格:小
所在地:629-3573 京都府京丹後市久美浜町出角718
plus code:HW8V+QW 京丹後市、京都府
※Google Mapで上記の Plus codeを検索すると表示されます。

アプローチ&ロケーション

神社名は「いずしみじんじゃ」、地名の出角は「いずすみ」と読む。
出角集落の東の奥の山裾に鎮座。
京都府道・兵庫県道703号永留豊岡線に出角の標識が立っているので集落へは分かりやすい。
集落に入り東の一番奥まで進むと神社の前に出る(道が狭いので注意)。
周囲の道は狭く路上駐車不可、神社の東側に進入路があるので駐車可能。

ハイライト

谷筋と社域の位置関係。

写真

伊豆志彌神社を正面より望む。神社は南を向いていて周囲は周囲は山林・田畑・人家となっている。
伊豆志彌神社を正面より望む。神社は南を向いていて周囲は周囲は山林・田畑・人家となっている。
右側(東)を望む。谷筋で前に川が流れているのが分かる。この左カーブの内側に神社へ入る通路がありクルマを駐車可能。周囲の道路は狭小なので駐車不可。
右側(東)を望む。谷筋で前に川が流れているのが分かる。この左カーブの内側に神社へ入る通路がありクルマを駐車可能。周囲の道路は狭小なので駐車不可。
正面(南)を望む。正面には何もない、谷向こうの山が見えているだけ。この山の向こうは金谷という地名だ。
正面(南)を望む。正面には何もない、谷向こうの山が見えているだけ。この山の向こうは金谷という地名だ。
左側(西)を望む。出角(いずすみ)集落の東の外れにあたる。出角という地名は出石と関係があるのだろうか。
左側(西)を望む。出角(いずすみ)集落の東の外れにあたる。出角という地名は出石と関係があるのだろうか。
鳥居脇にある手水舎。
鳥居脇にある手水舎。
鳥居をくぐると下草が刈られてよく手入れされた広場。なんだか懐かしい気分になる雰囲気だ。
鳥居をくぐると下草が刈られてよく手入れされた広場。なんだか懐かしい気分になる雰囲気だ。
拝殿を正面より望む。
拝殿を正面より望む。
拝殿内部の様子。5月中旬に訪ねたが祭事の後なのだろう、雨が降ってきて慌てて拝殿に片付けたという雰囲気でほほえましい。拝殿と本殿の状態は良い。
拝殿内部の様子。5月中旬に訪ねたが祭事の後なのだろう、雨が降ってきて慌てて拝殿に片付けたという雰囲気でほほえましい。拝殿と本殿の状態は良い。
拝殿を右側より望む。
拝殿を右側より望む。
本殿を右側より望む。覆屋に入った本殿の前には投光器が設置されている。夜に祭事を行ったのだろうか。
本殿を右側より望む。覆屋に入った本殿の前には投光器が設置されている。夜に祭事を行ったのだろうか。
本殿を望む。良い状態、注連縄もシッカリ。
本殿を望む。良い状態、注連縄もシッカリ。
覆屋に入った本殿を左側より望む。拝殿と本殿は回廊でつながっている。覆屋の石垣が古さを感じさせる。
覆屋に入った本殿を左側より望む。拝殿と本殿は回廊でつながっている。覆屋の石垣が古さを感じさせる。
拝殿左側より鳥居を望む。
拝殿左側より鳥居を望む。
拝殿より鳥居を望む。この景色はきっと中世頃からあまり変わらないのかもしれない(電柱はあるけど)。
拝殿より鳥居を望む。この景色はきっと中世頃からあまり変わらないのかもしれない(電柱はあるけど)。

感想

由緒書がないので詳細は不明。

ご祭神は、出石心大臣命(いずしこころのおおおみのみこと)と伝わる。
垂仁天皇の時代(BC29~70年、諸説あります)に川上摩須郎が勧請したと伝わる。
江戸時代までは「筥森大明神」あるいは「宮森大明神」と呼ばれていた。

ご祭神の出石心大臣命は物部氏の三世孫だが、熊野郡でも物部氏は活躍していたのだろうか。

出角(いずすみ)の集落は細長い谷筋にあり芦原川(出角川)が流れる。
川筋を中心に人家が立ち並んでいて集落の中の道は狭い、たぶん江戸時代からそれほど変わらないのだろう。
集落の一番奥の北側に1段高い場所に石垣を組んで社域がある。
神社の前は田畑と谷の向こう側の尾根筋となる。

社殿は拝殿と覆屋に入った本殿で構成されシンプル。
社殿自体は古ぼけているがそれほど状態は悪くない。
社域はきれいに除草されていてきれいに保たれている。
近隣の尊崇が厚いことが感じられる。

注意点

集落の中は道が狭いので注意。

訪問ノート

訪問日:2021/5/16
交通手段:クルマで訪問
カメラ:RX100M3

各種式内社データへのリンク

御祭神等の詳細データは以下をご参照ください。

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