150-080_建部大社

比定社:建部大社、近江国一宮

式内社コード:150-080
神名帳社名:建部神社、タケヘノ
社格:名神大
所在地:520-2132、滋賀県大津市神領1丁目16-1
plus code:XWF7+F9 大津市、滋賀県
※Google Mapで上記の Plus codeを検索すると表示されます。

アプローチ&ロケーション

瀬田唐橋のすぐ東、滋賀県道2号大津能登川長浜線沿いの平地に鎮座。
現在の地には天平勝宝年間に遷座したとある。
このあたりは往古から京都へ通じる瀬田の唐橋付近は交通の要衝だった。
またすぐ南側には堂ノ上遺跡があり瀬田の駅家(うまや)跡と見られている。
律令時代の駅路もここを通っていて当時から交通の要衝であることと関係があると想像できる。
滋賀県道2号大津能登川長浜線の瀬田唐橋を渡り神領の交差点を過ぎると一の鳥居がある。
そのまま、一の鳥居をくぐり進むと駐車場がある。
駐車場完備。

ハイライト

楼門をくぐるとガラリと雰囲気の変わる境内。
檜皮葺の社殿が美しい。

写真

建部大社の二の鳥居を望む、この左側(西)に一の鳥居がある。ここだけ見ると普通な感じ。
建部大社の二の鳥居を望む、この左側(西)に一の鳥居がある。ここだけ見ると普通な感じ。
二の鳥居の左側(西)を望む、遠くに見えるのが一の鳥居、その先は滋賀県道2号大津能登川長浜線。この通路沿いに駐車場がある。
二の鳥居の左側(西)を望む、遠くに見えるのが一の鳥居、その先は滋賀県道2号大津能登川長浜線。この通路沿いに駐車場がある。
二の鳥居をくぐり進むと大きな楼門が見えてくる。楼門も檜皮葺でカチッとした印象がある。
二の鳥居をくぐり進むと大きな楼門が見えてくる。楼門も檜皮葺でカチッとした印象がある。
楼門をくぐると雰囲気は一変して渋い落ち着いた印象に変わる。正面が拝殿、奉納御神燈がたくさんあり尊崇厚いことが分かる。
楼門をくぐると雰囲気は一変して渋い落ち着いた印象に変わる。正面が拝殿、奉納御神燈がたくさんあり尊崇厚いことが分かる。
拝殿を左から望む、奥に本殿と権殿がある。
拝殿を左から望む、奥に本殿と権殿がある。
拝殿はオープンな形で素晴らしい雰囲気。
拝殿はオープンな形で素晴らしい雰囲気。
拝殿を横から望む、屋根の反りが美しい。
拝殿を横から望む、屋根の反りが美しい。
拝殿と本殿は少し離れていて屋根付き。本殿と権田が並ぶ。
拝殿と本殿は少し離れていて屋根付き。本殿と権田が並ぶ。
本殿は重厚な作り。
本殿は重厚な作り。
日本武尊ファミリーも数多く祀られている。
日本武尊ファミリーも数多く祀られている。
拝殿より楼門を望む、良い雰囲気の境内。
拝殿より楼門を望む、良い雰囲気の境内。
神社謹製の由緒書、ビジュアル系だ。
神社謹製の由緒書、ビジュアル系だ。
神社謹製の由緒書、ビジュアル系その2。
神社謹製の由緒書、ビジュアル系その2。
日本武尊と大巳貴命もビジュアル系になっている、何百年かあとにこれを見た人は我々が鳥獣戯画を見た時のような反応をするのだろうか。
日本武尊と大巳貴命もビジュアル系になっている、何百年かあとにこれを見た人は我々が鳥獣戯画を見た時のような反応をするのだろうか。

感想

一の鳥居より二ノ鳥居そして楼門までと、楼門をくぐった先の境内の雰囲気がガラッと変わる。
社殿は比較的新しく全て檜皮葺で統一されている、これが良い雰囲気を醸し出しているのだろう。
社域はよく手入れされ落ち着いた感じで気持ちが良く参拝できる。
本殿には日本武尊、権殿には大巳貴命が祀られている。
源頼朝の尊崇が厚かったことでも有名だ。
拝殿には御神燈がたくさん奉納され地域の尊崇厚いことがうかがえる。
最近多くなっているアニメを利用した分かりやすい由緒書がなかなか強烈だ。
アニメの日本武尊がカッコ良い。

注意点

特になし。

訪問ノート

訪問日:2018/8/5
交通手段:クルマで訪問
カメラ:RX100