比定社:(論)意布伎神社
式内社コード:271-050
神名帳社名:意布伎神社、イフキノ/オ-
社格:小
所在地:629-3433 京都府京丹後市久美浜町三分
plus code:JWMX+48 京丹後市、京都府
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アプローチ&ロケーション
「いぶきじんじゃ」と読む、地名の三分は「さんぶ」と読む。
三分集落の中央の平地に鎮座。
京都府道668号野中小天橋停車場線より三分集落の中へ入り東の一番奥。
公民館の横に駐車スペースがある。
ハイライト
拝殿の屋根に取り付けられているご神紋。
写真
感想
延喜式神名帳の山陰道・丹後国・熊野郡「意布伎神社」の論社2つのうちのひとつ。
由緒書がないので詳細は不明。
ご祭神は気吹戸主神(いぶきどぬしのかみ)と伝わる。
「271-040_(論)伊吹神社」(油池)と同じ由緒のようだ。
垂仁天皇の時代(BC29~70年、諸説あります)に丹波道主が勧請したと伝わる。
元々、油池の裏山の意布伎山の山腹に鎮座していたが、嘉慶年間(1387~89年)の山名時氏による兵火で消失、長らく社殿が再建できなかった。
その後、遷座再建した(時期不明だが天正四年よりは前なのではないか、個人的な見解です)。
三分(さんぶ)の意布伎神社は、その後に天正四年(1576年)火災で焼失している。
どうも遷座の際に油池(ゆいけ)ではなかなか再建できず、三分(さんぶ)で先に意布伎神社を祀るようになり、後に油池でも再建したのではないかと考えられているようだ。
とすると元は同じで兄弟のような神社ということになる。
社殿は新しいように見え状態も良いようだ。
筵の雪囲いが雪国であることを意識させる。
社域は大変綺麗に保たれており近隣の尊崇の厚いことが伺える。
また公民館横にスケジュールがあり地域と密接であることが分かる。
注意点
特になし。
訪問ノート
訪問日:2019/1/20
交通手段:クルマで訪問
カメラ:RX100M3
各種式内社データへのリンク
御祭神等の詳細データは以下をご参照ください。