比定社:諏訪大社 上社前宮:信濃国一宮
式内社コード:174-020
神名帳社名:南方刀美神社 二座、ミナカタトミノ/ナムハウ-
社格:並名神大
所在地:391-0013 長野県茅野市宮川2030
plus code:X4RM+F9 茅野市、長野県
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アプローチ&ロケーション
諏訪大社 上社本宮より南東に1.5kmほどの山裾に鎮座。
ご祭神が最初に居を構えた場所とある、周辺は山林で丘陵地、古墳が点在する。
ご祭神の建御名方神、八坂刀売神の墳墓が前宮の奥にあると言われている。
他のお社と同様、神域の四隅に御柱が建てられ他では見られない光景。
また境界がなく開放的な作りとなっている。
ちなみに諏訪大社 上社本宮は諏訪市にあり、ここ諏訪大社 上社前宮は茅野市にある。
駐車場完備。
ハイライト
開放的で非常にシンプル、お社の原点のような雰囲気が素晴らしい。
写真
感想
長い参道を登ると本殿があり意外とシンプル、諏訪大社の原点のような場所だと感じた。
御柱(おんばしら)が四隅に立つ場所は広くはないが全体としてはかなり広い。
社殿は一番上に拝殿と本殿でシンプルな構成、下の方にその他の付随する社殿がかたまっている。
大祝(おおほうり)という諏訪大社(上社・下社)の頂点に君臨した神職が明治まで続いていた。
大祝は現人神(あらひとがみ-生き神様)と言われ絶大な力を持っていた、その居館を「神殿(ごうどの)」という。
中世までは前宮の麓にあったが、安土桃山時代に北西約1kmの場所に移った(居館が見学できる)とある。
その大祝がいたのが前宮なので諏訪大社の運営の中心だった場所ということになる。
下の方の付随する社殿は大祝が様々なことを行うための施設ということだ。
現在では想像もつかないが大祝が力を持っていた時代を想像するのも楽しい。
注意点
特になし。
訪問ノート
訪問日:2018/9/26
交通手段:クルマで訪問
カメラ:RX100
各種式内社データへのリンク
御祭神等の詳細データは以下をご参照ください。