174-030_諏訪大社 下社春宮

比定社:諏訪大社 下社春宮:信濃国一宮

式内社コード:174-030
神名帳社名:南方刀美神社 二座、ミナカタトミノ/ナムハウ-
社格:並名神大
所在地:393-0092 長野県諏訪郡下諏訪町193
plus code:33JJ+RR 下諏訪町、長野県
※Google Mapで上記の Plus codeを検索すると表示されます。

アプローチ&ロケーション

諏訪湖の北側の山裾に鎮座。
中山道がそばを通り、かつては交通の要衝だったことが伺える。
南へ約700メートルの地点に一の鳥居があり規模が非常に大きい。
また南へ約100メートルの地点に下馬橋がある(室町時代の建立、元文年間に修築)。
神域の四隅に御柱(おんばしら)が建てられているのは諏訪大社共通、他では見られない光景。
駐車場完備。

ハイライト

下社春宮は本殿がなく拝殿と片拝殿の形式をとる社殿(国指定重要文化財、上社本宮と同様の形式)。

国指定重要文化財

春宮幣拝殿
春宮左右片拝殿(左)
春宮左右片拝殿(右)

写真

諏訪大社 下社春宮を正面より望む。南へ約700メートルの地点に一の鳥居があるのでこの鳥居は二の鳥居だろうか。
諏訪大社 下社春宮を正面より望む。南へ約700メートルの地点に一の鳥居があるのでこの鳥居は二の鳥居だろうか。
正面より南側を望む。約100メートルの地点に下馬橋があるのが分かる、道路の真ん中だ。
正面より南側を望む。約100メートルの地点に下馬橋があるのが分かる、道路の真ん中だ。
鳥居と社標を望む。諏訪大社共通で社標には式内の文字はない。
鳥居と社標を望む。諏訪大社共通で社標には式内の文字はない。
鳥居をくぐると短い参道がある。見えているのは神楽殿。
鳥居をくぐると短い参道がある。見えているのは神楽殿。
鳥居の右手に授与所がある。
鳥居の右手に授与所がある。
神楽殿を正面より望む。巨大な出雲大社(いずもおおやしろ)と同じ形式のしめ縄が印象的。
神楽殿を正面より望む。巨大な出雲大社(いずもおおやしろ)と同じ形式のしめ縄が印象的。
神楽殿の後ろには拝殿と左右片拝殿があり、本殿は無い。
神楽殿の後ろには拝殿と左右片拝殿があり、本殿は無い。
国指定重要文化財の拝殿と片拝殿。すごく重厚な作りとなっていて神社というよりお寺のようだ。
国指定重要文化財の拝殿と片拝殿。すごく重厚な作りとなっていて神社というよりお寺のようだ。
国指定重要文化財の拝殿と片拝殿を左から望む。御柱(おんばしら)が左右にあるのが分かる。
国指定重要文化財の拝殿と片拝殿を左から望む。御柱(おんばしら)が左右にあるのが分かる。
神社・下諏訪町教育委員会謹製の片拝殿の説明書き。
神社・下諏訪町教育委員会謹製の片拝殿の説明書き。
木製の燈籠にも千木鰹木が乗っかっている。
木製の燈籠にも千木鰹木が乗っかっている。
御柱(おんばしら)の配置は右手前が一、左手前が二、左奥が三、右奥が四となる。思うに神社って右が優先のような気がする。
御柱(おんばしら)の配置は右手前が一、左手前が二、左奥が三、右奥が四となる。思うに神社って右が優先のような気がする。
幣殿の内部を望む。
幣殿の内部を望む。
チラッと見える宝殿。左右に配置されている、残念ながらほとんど見えない。
チラッと見える宝殿。左右に配置されている、残念ながらほとんど見えない。
右奥の四の御柱(おんばしら)を望む。御柱(おんばしら)に囲まれた神域はそれほど広くない。
右奥の四の御柱(おんばしら)を望む。御柱(おんばしら)に囲まれた神域はそれほど広くない。
神楽殿より南を望む。かつては延々と参道が伸びていたと思われる。
神楽殿より南を望む。かつては延々と参道が伸びていたと思われる。

感想

かつては参道が南へ長く伸びていたようだが現在の社域はコンパクトな印象を受ける。
神楽殿の巨大なしめ縄が印象的で出雲大社(いずもおおやしろ)との共通点を感じる。
左右の片拝殿と拝殿は国指定重要文化財となっており見ごたえがある。
御柱(おんばしら)で囲まれている神域の広さはそれほど広くない。
本殿がなく拝殿と片拝殿の形式をとる上社本宮では拝殿は東を向いていたが、下社春宮では北を向いている、つまり神様は南を向いていることになるのだが違いが興味深い。
拝殿幣殿からは向こう側が見えないのが残念。

注意点

特になし。

訪問ノート

訪問日:2018/9/26
交通手段:クルマで訪問
カメラ:RX100

各種式内社データへのリンク

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