149-070_(論)小野道風神社

比定社:(論)小野道風神社:小野神社境外摂社

式内社コード:149-070
神名帳社名:小野神社 二座、ヲノノ
社格:名神大
所在地:520-0525 滋賀県滋賀県大津市小野
plus code:5W2C+2G 大津市、滋賀県
※Google Mapで上記の Plus codeを検索すると表示されます。

アプローチ&ロケーション

「149-050_(論)小野神社」の境外摂社で小野神社の南に400メートルほどの丘に鎮座。
背後の山は同じ山と思われる。
周辺は古墳が多く歴史の散歩道として整備されている。
当社も名前の通り小野一族の一人道風を祀る。
社域は小さく本殿のみのシンプルな形。
本殿は国の重要文化財で南北朝の暦応年間の建築とある。
鳥居前の公園駐車場に駐車可能。

ハイライト

素晴らしい状態の暦応年間建築の本殿。

国指定重要文化財

小野神社飛地境内社道風神社本殿

写真

小野道風神社の正面から望む、周辺は公園として整備されている。
小野道風神社の正面から望む、周辺は公園として整備されている。
右側(東)を望む、周辺は住宅地と山だが公園として整備されているのでゴチャゴチャしてない。
右側(東)を望む、周辺は住宅地と山だが公園として整備されているのでゴチャゴチャしてない。
正面を望む、正面は公園駐車場となっている。
正面を望む、正面は公園駐車場となっている。
右側(西)を望む、よく整備されている。
右側(西)を望む、よく整備されている。
周辺は古墳群があり、ふた山くらいの範囲で点在している、ゴルフ場があるのが残念、全体を保存してほしいものだ。
周辺は古墳群があり、ふた山くらいの範囲で点在している、ゴルフ場があるのが残念、全体を保存してほしいものだ。
手水舎。
手水舎。
鳥居をくぐると階段の参道を登る。
鳥居をくぐると階段の参道を登る。
階段を登りきると本殿が見えてくる。その他は倉庫のような建物のみのシンプルな構成。
階段を登りきると本殿が見えてくる。その他は倉庫のような建物のみのシンプルな構成。
本殿は国の重要文化財で南北朝の暦応年間の建築とあり非常にシンプルな印象。
本殿は国の重要文化財で南北朝の暦応年間の建築とあり非常にシンプルな印象。
端正な姿の本殿、形式は珍しい切妻造平入。
端正な姿の本殿、形式は珍しい切妻造平入。
本殿の正面は三間の大きさ。
本殿の正面は三間の大きさ。
非常にシンプルで美しい造形。
非常にシンプルで美しい造形。
側面からも美しい姿。
側面からも美しい姿。
由緒書は後半が小野神社と同様。
由緒書は後半が小野神社と同様。
本殿より鳥居を望む。
本殿より鳥居を望む。
小高い丘になっており眺望は良い場所。
小高い丘になっており眺望は良い場所。

感想

小野道風神社は小野神社の境外摂社となっており、やはり小野一族に関係が深い。
ご祭神は書家として有名な小野道風(小野篁の孫)、小野一族は素晴らしい人々を輩出している。
社域は小さく本殿のみのシンプルな作りとなっている。
本殿は国の重要文化財で南北朝の暦応年間の建築だが状態が素晴らしく端正な姿を見ることができる。
周辺は古墳群がありゴルフ場になっているのが残念、全体を保存してほしかったと思う。

注意点

特になし。

訪問ノート

訪問日:2019/5/25
交通手段:クルマで訪問
カメラ:RX100M3