273-040_浅間神社

比定社:浅間神社

式内社コード:273-040
神名帳社名:浅間神社(淺間神社)、アサマノ
社格:小
所在地:667-0011 兵庫県養父市八鹿町浅間字井戸前361-1
plus code:CRR3+7J 養父市、兵庫県
※Google Mapで上記の Plus codeを検索すると表示されます。

合祀:葛神社

式内社コード:273-190
神名帳社名:葛神社、クツノ/カツラノ
社格:小

アプローチ&ロケーション

「せんげんじんじゃ」と読む、地名の浅間は「あさま」と読む。
浅間集落の中心部の山裾に鎮座。
京都府道・兵庫県道2号宮津養父線沿いに鳥居があるので見つけやすい。
周囲は人家・田畑・山林となっている。
駐車場は無いので注意。

ハイライト

非常にきれいで良い雰囲気の社域。

写真

浅間神社を正面より望む。前の道路は京都府道・兵庫県道2号宮津養父線。民家と田畑の間に一の鳥居と社標がある。
浅間神社を正面より望む。前の道路は京都府道・兵庫県道2号宮津養父線。民家と田畑の間に一の鳥居と社標がある。
右側(東)を望む。こちらは京都府道・兵庫県道2号宮津養父線の出石方面。
右側(東)を望む。こちらは京都府道・兵庫県道2号宮津養父線の出石方面。
左側(西)を望む。こちらは京都府道・兵庫県道2号宮津養父線の養父方面。
左側(西)を望む。こちらは京都府道・兵庫県道2号宮津養父線の養父方面。
一の鳥居脇の社標には式内とある。
一の鳥居脇の社標には式内とある。
鳥居をくぐり参道を進むと突き当りに石組み。少し右手に石段と二の鳥居がある。この板塀の住宅はひょっとしたら社家だろうか。
鳥居をくぐり参道を進むと突き当りに石組み。少し右手に石段と二の鳥居がある。この板塀の住宅はひょっとしたら社家だろうか。
二の鳥居越しに拝殿を望む。
二の鳥居越しに拝殿を望む。
二の鳥居をくぐると広場があり正面に拝殿。
二の鳥居をくぐると広場があり正面に拝殿。
広場の右手には集会所のような建物がある。
広場の右手には集会所のような建物がある。
広場の左手には何もない。
広場の左手には何もない。
拝殿を正面より望む。昭和5年(1930年)に新たに作り直したとあるので状態は良く、カチッとした感じ。
拝殿を正面より望む。昭和5年(1930年)に新たに作り直したとあるので状態は良く、カチッとした感じ。
拝殿と本殿を右側より望む。
拝殿と本殿を右側より望む。
拝殿と本殿を左側より望む。
拝殿と本殿を左側より望む。
本殿を右側より望む。小振りだがカチッとした作り。
本殿を右側より望む。小振りだがカチッとした作り。
拝殿前の狛犬のところに小さな木花開耶姫命がいらっしゃる。
拝殿前の狛犬のところに小さな木花開耶姫命がいらっしゃる。
拝殿より二の鳥居を望む。素晴らしい雰囲気の社域。
拝殿より二の鳥居を望む。素晴らしい雰囲気の社域。
苔むした石灯籠も素敵。
苔むした石灯籠も素敵。
一の鳥居へ続く参道はこんな感じ。古風な板塀と漆喰の蔵がある。
一の鳥居へ続く参道はこんな感じ。古風な板塀と漆喰の蔵がある。
参道より一の鳥居を望む。
参道より一の鳥居を望む。

感想

由緒書はないので詳細不明。

次の記録がある。
ご祭神は、木花開耶姫命、素盞鳴命(合祀神:葛神社)、国狭土命(合祀神:八柱神社)。
※補足:葛神社のご祭神は一言主神という説もあり。
創建年代等不明。
明治6年(1873年)村社。
昭和5年(1930年)本殿・幣澱・拝殿・社務所を新改。
昭和6年(1931年)式内社の葛(かつら)神社と八柱神社を合祀。
天平年間、行基により開山され旧淺間村に大きな勢力をもつた淺間寺が、8世紀前半に僧坊三〇余の規模を有したといわれることと、旧淺間寺に近い通称藥師堂坂の後期古墳の存在から、6~8世紀の創立と推定される。
現在地の西北200mに「神宮田井」と称する用水があり、その付近に旧社地をあてる説がある。
昭和6年合祀された葛神社は、式内社の葛神社に比定されている。元は浅間字堂ノ奥に鎮座していたということだ。

京都府道・兵庫県道2号宮津養父線に面して民家と田畑の間に一の鳥居と社標がある。
見つけやすいが駐車場が無いので注意が必要。
京都府道・兵庫県道2号宮津養父線は養父と出石を結ぶ街道筋だったと思われる。

一の鳥居をくぐると簡易舗装の参道があり正面に石組みと石段が見えてくる。
石段を登ると広場になっており二の鳥居がある。
社域は古木がいくつかありちょうどよい社叢を形つくっている。

社殿は広場よりも1段高く立派な石組みの上にある。
昭和5年(1930年)に新たに作り直したとあるので、状態は非常に良くカッチリした印象の拝殿だ。
本殿はさらに1段石垣を組んだ上にある。

社域は大変きれいに保たれていて適度に古い雰囲気が残り気持ち良く参拝できる。
訪問時には近隣の方が手入れされており大事にされているのがよく分かる神社。
小さな木花開耶姫命がいらっしゃったのが印象的。

注意点

駐車場は無いので注意。

訪問ノート

訪問日:2021/4/24
交通手段:クルマで訪問
カメラ:α7M3 + FE16-35mm F2.8 GM