261-170_(論)伊達神社(亀岡市余部町)

比定社:(論)伊達神社(亀岡市余部町)

式内社コード:261-170
神名帳社名 :伊達神社、イタテノ/イタチ
社    格:小
所 在 地 :621-0806 京都府亀岡市余部町加塚16
Plus Code  :2H7C+W4 亀岡市、京都府
※Google Mapで上記の Plus code を検索すると所在地が表示されます。

アプローチ&ロケーション

国道9号線の蘇我谷橋北側の小高い場所に鎮座。
住宅街の中にあり神社というよりも祠に近く、かなり見つけにくい。
小さいがしっかり管理されている。
横を流れる曽我谷川の上流には式内社が数多くある、よほど重要な地域だったのだろうと想像できる。
駐車場はないので注意。

訪問しやすさ指数

管理人の独断による訪問しやすさの点数を付けてみました。
管理人の独断による4つの観点、秘境度・交通の至便さ・徒歩でのアプローチ状況・探索の必要性、を点数化しました。
各点数が低ければ容易、高ければ難易度が高くなります。
式内社訪問の際の参考にしていただければ幸いです。

【秘境2】社域がどのような所なのか
5:秘境度MAX、深山幽谷で野生動物に注意レベル
4:秘境度はかなりのモノ、近くに人間がいないレベル
3:かなり自然の中の神社、時々人を見るレベル
2:近くに集落があり、子供が遊んでいるレベル
1:都会の神社、誰もがフラッと入れるレベル

【交通2】交通機関の状況
5:クルマのみ、4WD車等の特殊なクルマでしか行けない険しい場所
4:クルマのみ、普通のクルマで大丈夫だが林道等の条件の厳しい道路
3:クルマのみ、普通のクルマで普通に行ける
2:電車・バス等の公共交通機関はあるが制約が多くクルマのほうがベター
1:電車・バス等の公共交通機関で容易に行ける

【徒歩1】徒歩区間の長さと難易度
5:片道30分以上歩く、坂がきつい、やぶこき必要レベル
4:歩きは20分以内、がっつりトレッキング、危険箇所あり
3:歩きは15分以内、坂や石段があって軽くトレッキング、所によっては滑りやすいとかあり
2:歩きは10分以内、トレッキング要素ありだが容易
1:歩きは5分以内、容易

【探索3】発見難易度
5:何回も訪問しないと分からないレベル
4:周辺をかなり歩き回らないと分からないレベル
3:少々見つけにくいが見つけることができるレベル
2:目印があって比較的容易に見つけることができるレベル
1:目立つのですぐ見つかるレベル

ハイライト

少なくても江戸時代から鎮座している場所と思われることと現状との対比。

写真

伊達神社を正面から望む。小高い丘の上にある。
伊達神社を正面から望む。小高い丘の上にある。
右側(北)を望む。周辺は住宅地。
右側(北)を望む。周辺は住宅地。
左側(南)を望む。周辺は住宅地が立て込んでいてクルマでは入り込まないほうが良い。
左側(南)を望む。周辺は住宅地が立て込んでいてクルマでは入り込まないほうが良い。
丘の上に東を向いて本殿がある。本殿へは階段を登る、この擁壁はコンクリート作りで新しい。
丘の上に東を向いて本殿がある。本殿へは階段を登る、この擁壁はコンクリート作りで新しい。
本殿を正面から望む。小さいながらもキチンと手入れされているのが分かる。
本殿を正面から望む。小さいながらもキチンと手入れされているのが分かる。
本殿のあるところは少しだけ平地になっているが狭い。手前に手水舎がある。
本殿のあるところは少しだけ平地になっているが狭い。手前に手水舎がある。
手水舎の手水鉢。手水鉢には水とある。後ろへ下がれないので全体を撮影できなかった。
手水舎の手水鉢。手水鉢には水とある。後ろへ下がれないので全体を撮影できなかった。
愛宕山とある石灯籠。どういう経緯なのか分からない。愛宕山へ参拝する道筋にあたっていたのだろうか。
愛宕山とある石灯籠。どういう経緯なのか分からない。愛宕山へ参拝する道筋にあたっていたのだろうか。
本殿を左より望む。向こう側に稲荷がある。
本殿を左より望む。向こう側に稲荷がある。
本殿を右側から望む。両脇に石灯籠がある。
本殿を右側から望む。両脇に石灯籠がある。
曽我谷川にかかる橋の上から望む。こんもりと木が茂っているが鎮守の杜という感じではない。クルマは革の対岸川の道が広いので駐車しやすい。
曽我谷川にかかる橋の上から望む。こんもりと木が茂っているが鎮守の杜という感じではない。クルマは革の対岸川の道が広いので駐車しやすい。

感想

由緒書が無いので詳細は不明。
「延喜式神社の調査」にもデータは無い。

延喜式神名帳「伊達神社」の論社2つのうちのひとつ。

住宅街の中の小高い丘の上にあり祠のような社殿。
鳥居には元和年間の文字が読めるので、少なくとも江戸時代にはここに鎮座していたと思われる。
横を流れる曽我谷川の上流には式内社が数多くある。
曽我という名前も気になるが、曽我谷川自体がかなり重要な役割を果たしていたとも考えられる。

大堰川は時々氾濫をしていたようだが、こちらの曽我谷川はすぐ横に式内社がいくつかあることを考えると、暴れ川ではなく用水や水運として重要だったのかもしれない(個人的見解です)。

注意点

駐車場はないので注意。

訪問ノート

訪問日:2019/5/18
交通手段:クルマで訪問
カメラ:RX100M3