162-010_南宮大社

比定社:南宮大社:美濃国一宮

式内社コード:162-010
神名帳社名:仲山金山彦神社、ナカヤマカナヤマヒコノ/ナカヤマカネ-
社格:名神大
所在地:503-2124 岐阜県不破郡垂井町宮代1734-1
plus code:9G6G+72 垂井町、岐阜県
※Google Mapで上記の Plus codeを検索すると表示されます。

アプローチ&ロケーション

南宮山の北東の山裾に鎮座。
元は不破郡府中に崇神天皇の時代に鎮座、第十代崇神天皇の時代に現在地に遷座とある。
南宮大社の南宮とは国府の南に位置するところから名付けられたということでもある。
北東約3kmの場所に美濃国分寺跡がある。
各所に案内板が出ているので迷うことはない。
駐車場完備

ハイライト

重要文化財が多数の社殿。

国指定重要文化財

本殿
幣殿
拝殿
摂社樹下神社本殿
摂社高山神社本殿
摂社隼人神社本殿
摂社南大神神社本殿
摂社七王子神社本殿
回廊(左回廊)
回廊(右回廊)
勅使殿
高舞殿
楼門
神輿舎
神官廊
輪橋
下向橋
鳥居( 南宮大社から北に約1.2kmの地点、岐阜県道234号垂井停車場線が旧中山道と交わる地点にある)

重要無形民俗文化財

南宮の神事芸能(御田植神事、蛇山神事、還幸舞(羯鼓【かつこ】舞、脱下舞【ぬぎさげまい】、竜子【りゅうし】舞)などがある)

写真

南宮大社の北500メートルのち天にある大鳥居。かなり大きいので遠方からでもよく分かる。
南宮大社の北500メートルのち天にある大鳥居(たぶん二の鳥居)。かなり大きいので遠方からでもよく分かる。
大鳥居から南へ進んでくると右手(西)に入り口が見えてくる。
大鳥居から南へ進んでくると右手(西)に入り口が見えてくる。
楼門を望む。楼門と楼門前の石輪橋も重要文化財。
楼門を望む。楼門と楼門前の石輪橋も重要文化財。
神社謹製の由緒書。
神社謹製の由緒書。
式年遷宮も行われる。
式年遷宮も行われる。
楼門より高舞殿を望む。楼門は非常にきれいな状態に保たれている。
楼門より高舞殿を望む。楼門は非常にきれいな状態に保たれている。
高舞殿も重要文化財となる。檜皮葺の屋根のカーブが独特で美しい。
高舞殿も重要文化財となる。檜皮葺の屋根のカーブが独特で美しい。
高舞殿と右手から拝殿を望む。この時は残念ながら工事中だった。
高舞殿と右手から拝殿を望む。この時は残念ながら工事中だった。
高舞殿と左手から拝殿を望む。拝殿も重要文化財。
高舞殿と左手から拝殿を望む。拝殿も重要文化財。
手水舎。右奥は神輿舎で、これも重要文化財。
手水舎。右奥は神輿舎で、これも重要文化財。
拝殿内部。
拝殿内部。
拝殿より本殿をチラッと望む。本殿も重要文化財、徳川家光が再建したもの。残念ながらこれ以上は近づけない。
拝殿より本殿をチラッと望む。本殿も重要文化財、徳川家光が再建したもの。残念ながらこれ以上は近づけない。
拝殿を左側から望む。拝殿の向こうは神官廊でこれも重要文化財。
拝殿を左側から望む。拝殿の向こうは神官廊でこれも重要文化財。
拝殿より楼門を通して石輪橋を望む。石輪橋は通行できない。
拝殿より楼門を通して石輪橋を望む。石輪橋は通行できない。

感想

社殿は関ヶ原の戦いにて焼失したが寛永年間に三代将軍徳川家光が再建とある。
ハイライトの通り文化財が多く見どころがいっぱいである。
中でも国指定重要文化財の鳥居(一の鳥居)は南宮大社から北に約1.2kmの地点、岐阜県道234号垂井停車場線が旧中山道と交わる地点にある。
また御旅所は南宮大社より北に約3kmの相川を渡った先の美濃国府跡にある。
いかに南宮大社の規模が大きいかということに感心する。
ご祭神は金山彦大神で総本宮、製鉄と深い関係にあり現在でも製鉄関係者の尊崇を集める。
神代や古代の製鉄において天孫系では当地が中心だったのだろうか。
規模は非常に大きく式年遷宮も執り行われる、北側に巨大な鳥居あり。
訪問時はあいにく工事中だったのであまり良く見れなかったのが残念
改めてゆっくりと訪れたい。

注意点

特になし。

訪問ノート

訪問日:2018/8/5
交通手段:クルマで訪問
カメラ:RX100

各種式内社データへのリンク

御祭神等の詳細データは以下をご参照ください。

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