271-150_聴部神社

比定社:聴部神社

式内社コード:271-150
神名帳社名:聞部神社、キキヘノ
社格:小
所在地:629-3447 京都府京丹後市久美浜町友重式ノ谷
plus code:HWMC+4Q 京丹後市、京都府
※Google Mapで上記の Plus codeを検索すると表示されます。

アプローチ&ロケーション

「きくべじんじゃ」と読む、地名の友重は「ともしげ」と読む。
友重集落の南西の中腹に鎮座。
兵庫県道・京都府道706号町分久美浜線から西へ100メートルほどの場所に鳥居が見えるので比較的見つけやすい。
兵庫県道・京都府道706号町分久美浜線を西へ入り、簡易舗装の参道を進むと100メートルほどで鳥居がある。
鳥居を過ぎて真っ直ぐ進むと獣よけのフェンスがあり神社の入口がある。
神社の入口前に駐車可能。
南西にわずか200メートルほどの場所に「271-020_(論)熊野若宮三神社」が鎮座する。

ハイライト

南西にわずか200メートルほどの場所に「271-020_(論)熊野若宮三神社」が鎮座する位置関係。

写真

聴部神社の入り口を望む。神社前までクルマを乗り入れてしまったので鳥居は写真を撮るのを忘れてしまった。獣よけのフェンスは開けたら必ず閉めること。
聴部神社の入り口を望む。神社前までクルマを乗り入れてしまったので鳥居は写真を撮るのを忘れてしまった。獣よけのフェンスは開けたら必ず閉めること。
登ってきた参道を振り返ったところ。神社自体は東を向いている。100メートルほど向こうに鳥居がある。クルマは神社前に駐車スペースがある。
登ってきた参道を振り返ったところ。神社自体は東を向いている。100メートルほど向こうに鳥居がある。クルマは神社前に駐車スペースがある。
獣よけフェンスを開けて入ると苔むした石段がある。少々滑りやすいので気をつけること。いい感じの社叢だ。
獣よけフェンスを開けて入ると苔むした石段がある。少々滑りやすいので気をつけること。いい感じの社叢だ。
石段の途中の右側にある手水舎。鉄骨で作ってある。手水鉢の下の台の形は梅だろうか。
石段の途中の右側にある手水舎。鉄骨で作ってある。手水鉢の下の台の形は梅だろうか。
石段を登りきると広場があり正面に拝殿がある。
石段を登りきると広場があり正面に拝殿がある。
広場の右側には倉庫のような建物。
広場の右側には倉庫のような建物。
広場の左側には摂社末社がある。
広場の左側には摂社末社がある。
拝殿とその後ろの覆屋に入った本殿を右側より望む。
拝殿とその後ろの覆屋に入った本殿を右側より望む。
拝殿と本殿を左側より望む。
拝殿と本殿を左側より望む。
拝殿の扁額には聴部大神とある。残念ながら本殿は全く見えない。
拝殿の扁額には聴部大神とある。残念ながら本殿は全く見えない。
拝殿より石段方向を望む。
拝殿より石段方向を望む。
拝殿前より石段を望む。下りは特に滑りやすいので注意が必要。
拝殿前より石段を望む。下りは特に滑りやすいので注意が必要。
手水舎より参道を望む。
手水舎より参道を望む。

感想

由緒書は無いので詳細は不明。

ご祭神は、菊理媛命(くくりひめのみこと)。
垂仁天皇の時に川上摩須が勧請。
※備考:垂仁天皇の時代、BC29年~70年、諸説あります

情報が少ない神社。
ほとんど何も分からないのが残念。
延喜式神名帳の聞部神社は菊理媛命の読みが転訛したものとも言われる。

獣よけフェンスから続く苔むした石段は滑るので注意したほうが良い。
社域は広くはないが古社の雰囲気が出ている。

社殿の状態は非常に良い、比較的新しいのではないかと思われる。
ただし摂社末社は朽ちかけている部分がある。
人里離れた神社ではあるが良く手入れされており気持ち良く参拝できる。

ひとつ気になるのは、南西にわずか200メートルほどの場所に「271-020_(論)熊野若宮三神社」が鎮座することだ。
式内社同士がこんなに近くにあるのは珍しいと思う。
熊野郡は神社同士の距離も近く、谷ごとに有力な勢力があり、それぞれに式内社が存在するような気がしている。

注意点

獣よけのフェンスは開けたら必ず閉めること。
石段は滑るので注意が必要。

訪問ノート

訪問日:2021/5/16
交通手段:クルマで訪問
カメラ:α7M3 + FE16-35mm F2.8 GM

各種式内社データへのリンク

御祭神等の詳細データは以下をご参照ください。

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