270-140_床尾神社(春日神社境内社)

比定社:床尾神社(春日神社境内社)

式内社コード:270-140
神名帳社名:床尾神社、ユカヲノ/トコ-
社格:小
所在地:629-3121 京都府京丹後市網野町島津1267
plus code:M3M2+25 京丹後市、京都府
※Google Mapで上記の Plus codeを検索すると表示されます。

アプローチ&ロケーション

ゆかおじんじゃと読む。
島津集落の中心の平地にある春日神社の境内に鎮座。
春日神社は京都府道53号網野岩滝線に面しており見つけやすい。
元は現在地の前方にある床尾山に北向きに鎮座していたが遷座時期は不明。
神社の西側から社域にクルマを入れ駐車できるスペースがある。

ハイライト

大変手入れの行き届いた社域。

写真

春日神社を正面より望む。式内社の床尾神社は境内摂社となる。
春日神社を正面より望む。式内社の床尾神社は境内摂社となる。
右側(東)を望む。前の道路は京都府道53号網野岩滝線、この方向は弥栄町方面。
右側(東)を望む。前の道路は京都府道53号網野岩滝線、この方向は弥栄町方面。
左側(西)を望む。この方向は網野町方面。周辺は人家。
左側(西)を望む。この方向は網野町方面。周辺は人家。
鳥居をくぐるとたくさんの石灯籠と狛犬が出迎えてくれる。
鳥居をくぐるとたくさんの石灯籠と狛犬が出迎えてくれる。
右側には手水舎。
右側には手水舎。
左側には社務所のような建物や蔵。西側から社域にクルマで入ることができ駐車スペースがある。
左側には社務所のような建物や蔵。西側から社域にクルマで入ることができ駐車スペースがある。
これは土俵だと思うのだが綱ではない。
これは土俵だと思うのだが綱ではない。
手水舎。
手水舎。
拝殿を正面より望む。
拝殿を正面より望む。
拝殿に掲げられた扁額には、式内床尾神社・春日明神とある。
拝殿に掲げられた扁額には、式内床尾神社・春日明神とある。
拝殿と本殿を右側より望む。右奥に見えるお社が床尾神社。
拝殿と本殿を右側より望む。右奥に見えるお社が床尾神社。
本殿を右側より望む。向かって左が春日神社の本殿、右側が床尾神社の本殿。寛永12年(1635)に作られたと思われる。
本殿を右側より望む。向かって左が春日神社の本殿、右側が床尾神社の本殿。寛永12年(1635)に作られたと思われる。
京丹後市教育委員会謹製の網野ふるさと自慢百選。床尾神社は、もとは床尾山に祀られていたとある。
京丹後市教育委員会謹製の網野ふるさと自慢百選。床尾神社は、もとは床尾山に祀られていたとある。
本殿を後ろ側より望む。彫り物組物が施されているのが分かる。
本殿を後ろ側より望む。彫り物組物が施されているのが分かる。
拝殿横から鳥居を望む。
拝殿横から鳥居を望む。
社域にはイチョウの大きな木がありちょうど紅葉と落葉で一面黄色だった。
社域にはイチョウの大きな木がありちょうど紅葉と落葉で一面黄色だった。
公園のブランコと紅葉したイチョウの葉っぱと影。
公園のブランコと紅葉したイチョウの葉っぱと影。

感想

京丹後市教育委員会謹製の網野ふるさと自慢百選によると

 床尾神社は、現在、春日神社の境内社ですが、もとは床尾山に祀られていました。
 言い伝えによると、もともと鎮座していた床尾山では、お宮が北面していて、不浄のことがあると日本海の船が進めなくなったそうです。そのため、神社は、山の下の低地に遷され、あわせてその社殿の向きを南面に改めたと伝えられています。

とある。

ご祭神は床尾神、他に天酒大明神、磐筒男命、天酒大明神・豊宇賀能売命という説もある。
元は現在地の前方にある床尾山に北向きに鎮座していたが春日神社境内に遷座、時期は不明。
寛永12年(1635)に再建された。

社域の西側には公園もあり良い感じ。
社域の手入れが行き届き、地域に大事にされているのが感じられ気持ち良く参拝できる。
訪ねたのは11月中旬で紅葉が大変きれいだった。

注意点

特になし。

訪問ノート

訪問日:2020/11/14
交通手段:クルマで訪問
カメラ:α7M3 + FE16-35mm F2.8 GM

各種式内社データへのリンク

御祭神等の詳細データは以下をご参照ください。

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