269-020_咋岡神社

比定社:咋岡神社

式内社コード:269-020
神名帳社名:咋岡神社、クヒヲカノ
社格:小
所在地:627-0006 京都府京丹後市峰山町赤坂家向29
plus code:J3Q3+XX 京丹後市、京都府
※Google Mapで上記の Plus codeを検索すると表示されます。

アプローチ&ロケーション

くいおかじんじゃと読む。
赤坂集落の東の山裾に鎮座。
京都府道17号網野峰山線より東へ入り、京都丹後鉄道宮豊線の踏切を渡るとすぐに北へ入る、民家の横からアプローチする。
神社前の民家横に駐車することになるので邪魔にならないように注意。

ハイライト

小さいが良く手入れされた社域。

写真

咋岡神社を正面より望む。
咋岡神社を正面より望む。
右側(東)を望む。神社前には小さな川が流れておりすぐ民家がある。
右側(東)を望む。神社前には小さな川が流れておりすぐ民家がある。
神社の正面(南)を望む。神社のすぐ前までクルマで入ってこれるが民家のすぐ脇なので邪魔にならないように注意が必要。すぐ前に京都丹後鉄道宮豊線、其の向こうに京都府道17号網野峰山線が走る。
神社の正面(南)を望む。神社のすぐ前までクルマで入ってこれるが民家のすぐ脇なので邪魔にならないように注意が必要。すぐ前に京都丹後鉄道宮豊線、其の向こうに京都府道17号網野峰山線が走る。
左側(西)を望む。周囲は田畑・山林・人家となっている。
左側(西)を望む。周囲は田畑・山林・人家となっている。
一の鳥居脇には社標。式内とある。
一の鳥居脇には社標。式内とある。
一の鳥居の左脇には手水鉢。
一の鳥居の左脇には手水鉢。
一の鳥居をくぐるとすぐに二の鳥居。30段くらいの階段があり小高い場所に拝殿がある。
一の鳥居をくぐるとすぐに二の鳥居。30段くらいの階段があり小高い場所に拝殿がある。
階段を登ると拝殿が見えてくる。
階段を登ると拝殿が見えてくる。
拝殿を本殿を右側より望む。
拝殿を本殿を右側より望む。
拝殿を望む。扁額には咋岡神社とある。拝殿と本殿は昭和2年の北丹後地震で被害を受けたので昭和7年に再建されたもの。
拝殿を望む。扁額には咋岡神社とある。拝殿と本殿は昭和2年の北丹後地震で被害を受けたので昭和7年に再建されたもの。
拝殿内部を望む。非常に綺麗に保たれている。
拝殿内部を望む。非常に綺麗に保たれている。
拝殿の後ろの本殿を望む。蔵のような覆屋に入っており残念ながら見ることはできない。
拝殿の後ろの本殿を望む。蔵のような覆屋に入っており残念ながら見ることはできない。
本殿を右後ろより望む。後ろは山が迫っていてここが削られて作られたことが分かる。
本殿を右後ろより望む。後ろは山が迫っていてここが削られて作られたことが分かる。
本殿を左側より見上げたところ。多い脂は彫り物が施してある。その前はスズメバチの巣だろうか。
本殿を左側より見上げたところ。多い脂は彫り物が施してある。その前はスズメバチの巣だろうか。
拝殿前より鳥居を望む。この地は3度めの遷座地となるが、前を網野へ抜ける街道が走っていて交通の要衝。
拝殿前より鳥居を望む。この地は3度めの遷座地となるが、前を網野へ抜ける街道が走っていて交通の要衝。

感想

由緒書はないので詳細は不明。
咋岡神社は調べてみると大変興味深い歴史を持った神社であることが分かった。

ご祭神は保食神。
もともと咋岡神社は久次の咋石嶽に鎮座していたといわれている。
咋石嶽は現在は久次岳と呼ばれているが真名井嶽とも呼ばれる。
真名井嶽は宇気持神(保食神)の天降地で、山頂に2間四方の岩を神として祀っていたと言われている。

真名井嶽は真名井大明神があったとされ、雄略天皇は豊受大神の神霊をこの地から伊勢の度会にお迎えして外宮として祀られた。
咋岡神社は元伊勢の候補としては考えられておらず、その御分霊を留めて当社の旧地に移したとされる(諸説あります)。
咋岡神社と真名井大明神の関係は現在ではハッキリしたことは分からないが複雑に関係しているようでもある。

現在の鎮座地である赤坂への遷座は、応仁期(1467~1469)に吉原(現在の峯山)城主一色義遠の家臣飯田越前が、久次の咋石嶽から勸請して、吉原城鎭護の神として大手口の馬場前に祀った。
一色氏に次いで丹後を領有した細川氏も産土神として祀った。
その後、京極氏の入国により、社と付近の家が元和8年(1622)に赤坂村に移されたと伝わっている。
江戸時代までは「篠箸大明神」、明治元年(1868)に咋岡神社と改められた。
昭和2年(1927)の北丹後地震で社殿が一部倒壊、昭和7年(1932)に再建された。

2番目の鎮座地である吉原は網野方面へ続く街道筋となっており吉原城が築城された理由もよく分かる。
3番目の今の鎮座地である赤坂の社域は広くはない。
神社の入り口は住宅脇にあり周囲は田畑と畦道でどこか牧歌的。
社域はカチッとしていて小さいながらも凛とした印象を受ける。

社殿は拝殿と本殿で構成され、残念ながら覆屋に入った本殿は見ることができない。
よく手入れされていて気持ち良く参拝できる。
地域に非常に大切にされているのがよく分かる。

注意点

神社前の民家横に駐車することになるので邪魔にならないように注意。

訪問ノート

訪問日:2020/11/14
交通手段:クルマで訪問
カメラ:α7M3 + FE16-35mm F2.8 GM

各種式内社データへのリンク

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