050-030_野間神社

比定社:野間神社

式内社コード:050-030
神名帳社名:野間神社、ノマノ
社格:小
所在地:563-0121 大阪府豊能郡能勢町地黄399
plus code:XF34+4H 能勢町、大阪府
※Google Mapで上記の Plus codeを検索すると表示されます。

アプローチ&ロケーション

国道477号線より東の地黄集落の平地に鎮座。
地名の地黄は薬草の地黄草と関連がある、また能勢採銅所とも関連あるようだ。
創建は石上神宮より分霊とあり、物部氏との関係が深いと想像できる。
神社西側に駐車場あり。

ハイライト

シンプルで広くはないが古社のイメージが残る社域。

写真

神社正面より鳥居越しに拝殿を望む、鳥居は両部鳥居、右に並河誠所の社号標がある。
神社正面より鳥居越しに拝殿を望む、鳥居は両部鳥居、右に並河誠所の社号標がある。
周辺は住宅と田畑、道は狭い。
周辺は住宅と田畑、道は狭い。
並河誠所の社号標、立派な石の台に乗っている。
並河誠所の社号標、立派な石の台に乗っている。
灯籠には地黄の文字が見える、地黄は薬草でこの地の地名、この地より朝廷へ薬草を供給していたようだ。
灯籠には地黄の文字が見える、地黄は薬草でこの地の地名、この地より朝廷へ薬草を供給していたようだ。
能勢町教育委員会謹製の由緒書、詳しいので非常に有用。
能勢町教育委員会謹製の由緒書、詳しいので非常に有用。
鳥居をくぐり拝殿を望む、シンプルな印象。
鳥居をくぐり拝殿を望む、シンプルな印象。
拝殿を左より望む。
拝殿を左より望む。
拝殿は割拝殿の形式となっており一段高くなっている。
拝殿は割拝殿の形式となっており一段高くなっている。
本殿はよく見えないがよく手入れされている、江戸時代の再建とある。
本殿はよく見えないがよく手入れされている、江戸時代の再建とある。

感想

当地域は朝廷にとっては重要な地域だったようで薬草の地黄や能勢採銅所と関連がある。
かなり古くから鉱山開発がなされていたのかもしれない。
また摂津から丹波への街道筋にも立地するので交通の要衝だったと思われる。
社域は非常にシンプルで素朴だが古社の雰囲気がある。
並河誠所の社号標がある。

注意点

特になし。

訪問ノート

訪問日:2018/2/24
交通手段:クルマで訪問
カメラ:DMC-TZ60