264-120_新井神社

比定社:新井神社

式内社コード:264-120
神名帳社名:新井神社、ニヒヰノ
社格:小
所在地:669-3315 兵庫県丹波市柏原町大新屋514-1
plus code:42HX+Q8 丹波市、兵庫県
※Google Mapで上記の Plus codeを検索すると表示されます。

アプローチ&ロケーション

にいじんじゃと読む。
大新屋の集落の南端の山裾に鎮座。
南に高見城跡がある。
元々は現在地よりさらに南へ500メートルほどの場所にあったが明智光秀による高見城攻めで焼失とある。
現在の社殿はその時に現在地へ遷座し再建されたものとある。
周囲は集落の南端になるので人家が少しと山林となる。
駐車場が神社横にある。

ハイライト

苔むした社域と茅葺の本殿。
中井権次一統による猿の木彫像。

写真

新井神社の正面かと思ったらここではなかった。こちらの社標には式内とある。
新井神社の正面かと思ったらここではなかった。こちらの社標には式内とある。
右側(北)を望む。神社前の道は南へ山に向かって通じる道で集落の端っこに当たる。
右側(北)を望む。神社前の道は南へ山に向かって通じる道で集落の端っこに当たる。
正面には石見神社(いわみじんじゃ)が鎮座している。村の紛争を碁で解決した谷垣石見守を文化年間に祀ったとある。大きな碁盤がある。
正面には石見神社(いわみじんじゃ)が鎮座している。村の紛争を碁で解決した谷垣石見守を文化年間に祀ったとある。大きな碁盤がある。
左側(南)を望む。かつての鎮座地はこの先500メートルの場所だったとある。この先の山の上には高見城跡がある。
左側(南)を望む。かつての鎮座地はこの先500メートルの場所だったとある。この先の山の上には高見城跡がある。
神社謹製の由緒書。ご祭神はもともと高皇産霊神だったが日吉大社が勧請されたようだ。
神社謹製の由緒書。ご祭神はもともと高皇産霊神だったが日吉大社が勧請されたようだ。
社域は苔むしていて良い雰囲気。左手に鳥居が見える。この場所はクルマのお祓い所のような場所なのかもしれない。
社域は苔むしていて良い雰囲気。左手に鳥居が見える。この場所はクルマのお祓い所のような場所なのかもしれない。
兵庫県教育委員会謹製の本殿説明書き。元々は現在地よりさらに南へ500メートルほどの場所にあったが明智光秀による兵火により消失、当地に遷座したとある。
兵庫県教育委員会謹製の本殿説明書き。元々は現在地よりさらに南へ500メートルほどの場所にあったが明智光秀による兵火により消失、当地に遷座したとある。
本殿が兵庫県指定文化財であることの記念碑。
本殿が兵庫県指定文化財であることの記念碑。
こちらが新井神社の正面となる。正面に苔むした茅葺の本殿、右手に参集殿、左手に社務所という配置。
こちらが新井神社の正面となる。正面に苔むした茅葺の本殿、右手に参集殿、左手に社務所という配置。
鳥居脇にも社標がある。式内とある。
鳥居脇にも社標がある。式内とある。
鳥居をくぐると広場があり2段上に本殿がある。左手に3本の杉の巨木があり子授けにご利益があるという。本殿前はひな壇のようになっていて、かつては広場で相撲が行われていてその桟敷席だったのかもしれない。
鳥居をくぐると広場があり2段上に本殿がある。左手に3本の杉の巨木があり子授けにご利益があるという。本殿前はひな壇のようになっていて、かつては広場で相撲が行われていてその桟敷席だったのかもしれない。
広場の右を望む。右奥に入口と間違えた場所からの通路がある。
広場の右を望む。右奥に入口と間違えた場所からの通路がある。
広場の左には社務所がある。
広場の左には社務所がある。
手水舎。
手水舎。
本殿前の杉の巨木はかなり大きい。本殿の苔むした茅葺が良い感じ。
本殿前の杉の巨木はかなり大きい。本殿の苔むした茅葺が良い感じ。
本殿を右側から望む。現代的な感覚だと神社の本殿には見えない。
本殿を右側から望む。現代的な感覚だと神社の本殿には見えない。
本殿を正面より望む。兵庫県指定文化財となっている。
本殿を正面より望む。兵庫県指定文化財となっている。
本殿を右側より望む。
本殿を右側より望む。
本殿を左側より望む。屋根から軒への紐は、たぶん鳥が入り込むことを防止するためのものだろう。
本殿を左側より望む。屋根から軒への紐は、たぶん鳥が入り込むことを防止するためのものだろう。
本殿はかなり大きく立派。本殿前に左右一対の猿がいる。中井権次一統による猿の木彫像で表情が素晴らしい。
本殿はかなり大きく立派。本殿前に左右一対の猿がいる。中井権次一統による猿の木彫像で表情が素晴らしい。
本殿の右側側面を望む。本殿自体の彫り物組物は比較的シンプルなもの。
本殿の右側側面を望む。本殿自体の彫り物組物は比較的シンプルなもの。
本殿を左側より望む。巨大なしめ縄だ。
本殿を左側より望む。巨大なしめ縄だ。
本殿の背面は装飾は少ない。
本殿の背面の装飾は少ない。
広場より鳥居を望む。神社自体は東を向いている。
広場より鳥居を望む。神社自体は東を向いている。

感想

神社説明書によると

欽明朝(六世紀)の創建といわれ「延喜式」に記載されている市内式内社十七社の一つです。
もともとの祭神は天地創造の神、高皇産霊神とされますが、江戸時代の初めに比叡山延暦寺の守護神である「日吉大社」の分霊が祀られました。日吉大社は俗に「山王権現」とも呼ばれ、山王の使者が猿であることから、本殿(県指定文化財)には中井権次正貞の作による一対の猿の木彫像があります。
また、「境内の御神木三本杉の根本をまたいで子授けをお願いするとよく聞き入れられる」という信仰から参拝に来る人も多いです。

とある

新井神社本殿説明書きによると

大新屋(おおにや)字湯の森に鎮座。欽明天皇在位の頃(6正規)の創建といわれ、昔から崇敬があつい。
もとの本殿は今の神社より約500m奥の滝ケ谷に祀られていたが、天正7年(1579)明智光秀の高見城攻めの時、兵火にかかって焼失、後に再建されたものが現存する本殿である。
本殿は茅葺で、建築様式から推測して、江戸時代中期の建築と思われる。
本殿両側に中井権次正貞作の一対の猿の木彫像がある。
平成3年11月
兵庫県教育委員会

とある

社域は苔むしておりいかにも古社という雰囲気で巨木も多い。
本殿前には三本杉があり子授けにご利益があると言われている。
本殿は珍しい茅葺で江戸時代に日吉大社が勧請されたことにより本殿前には猿が設置されている。
この猿は中井権次一統による猿の木彫像で表情が素晴らしい。

落ち着いた雰囲気で古社の渋い雰囲気を味わうには絶好の神社。

注意点

特になし。

訪問ノート

訪問日:2019/10/14
交通手段:クルマで訪問
カメラ:RX100M3

各種式内社データへのリンク

御祭神等の詳細データは以下をご参照ください。

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