231-030_香山神社

比定社:香山神社

式内社コード:231-030
神名帳社名:香山神社、カゴヤマノ
社格:小
所在地:919-2205 福井県大飯郡高浜町下車持44
plus code:FJJ3+W3 高浜町、福井県
※Google Mapで上記の Plus codeを検索すると表示されます。

アプローチ&ロケーション

国道27号線のすぐ脇の小高い丘に鎮座。
かつては海側(北、国道27号線側)が入口だったが道路で分断されたような形になっている。
そのため新たに東側に真新しい鳥居と社標が設置されている。
鳥居の扁額や社標には「高森乃宮 香山神社」とあるが詳細は不明。
参道はJR小浜線が切通を通っているのでその上に橋をかけてある。
かつての社域を道路と鉄道により分断させられたということになる。
社殿は覆屋に入った本殿と拝殿のシンプルな構成。
右側が高森乃宮 香山神社、左側が牛尾神社で同じ大きさで相殿のような形になっている。
国道27号線脇の新しい鳥居のところに駐車可能。

ハイライト

少し不思議な配置の社域。

写真

香山神社の新しく新設された入口。国道27号線の脇にあり駐車も可能。
香山神社の新しく新設された入口。国道27号線の脇にあり駐車も可能。
社標には式内 高森乃宮 香山神社とある。
社標には式内 高森乃宮 香山神社とある。
鳥居をくぐりしばらく進むと本来の参道に出る。
鳥居をくぐりしばらく進むと本来の参道に出る。
本来の入口は北を向いており国道27号線に面している。想像するに国道27号線が出来た際に入口を変更したのだろう。かつては海に面していたのではないかと思われる。
本来の入口は北を向いており国道27号線に面している。想像するに国道27号線が出来た際に入口を変更したのだろう。かつては海に面していたのではないかと思われる。
手水舎。
手水舎。
参道脇には立派な板塀で囲まれた一角がある。かつての神職の住居だったのだろうか。
参道脇には立派な板塀で囲まれた一角がある。かつての神職の住居だったのだろうか。
参道はJR小浜線の上をまたぐ形になっていて、鉄道によっても社域を削られた形だ。
参道はJR小浜線の上をまたぐ形になっていて、鉄道によっても社域を削られた形だ。
参道を進むと新しい石の垣で囲まれ東を向いている社殿がある。その向かいにはいくつか建物がある。これは参道の突き当りから見た図。
参道を進むと新しい石の垣で囲まれ東を向いている社殿がある。その向かいにはいくつか建物がある。これは参道の突き当りから見た図。
参道から右に階段を登ると社殿が2つ並んでいる。右側が高森乃宮 香山神社、左側が牛尾神社で同じ大きさで相殿のような形になっている。
参道から右に階段を登ると社殿が2つ並んでいる。右側が高森乃宮 香山神社、左側が牛尾神社で同じ大きさで相殿のような形になっている。
香山神社の拝殿を望む。拝殿と覆屋に入った本殿が合体した形。
香山神社の拝殿を望む。拝殿と覆屋に入った本殿が合体した形。
社殿の正面にはいくつかの建物があり、そのひとつには参集所とある。
社殿の正面にはいくつかの建物があり、そのひとつには参集所とある。
参道より北側の鳥居を望む。
参道より北側の鳥居を望む。
北側の鳥居からはすぐそこが海となっているのが分かる。
北側の鳥居からはすぐそこが海となっているのが分かる。
北側の鳥居を右に向けば東側の新しい鳥居が見える。
北側の鳥居を右に向けば東側の新しい鳥居が見える。

感想

由緒書がないので詳細は不明。
実際に現地を訪ねてみて違和感だらけの神社という印象だ。
北の鳥居は残っているが国道27号線で本来の参道が分断されているような印象、すぐ前が海だったと思われる。
参道を歩くとJR小浜線をまたぐ形になっている、鉄道によっても社域が削られたり変形させられたことが分かる。
さらに参道を行くと右手に一段高くなって拝殿と本殿がある、参道が莆田に対して真っ直ぐではないことは時々ある。
拝殿と本殿は左右にあり右側が高森乃宮 香山神社、左側が牛尾神社で全く同じ形状と大きさ。
なぜこうなっているのかは全く分からない。
また参道横には立派な板塀で囲まれた場所があり、これも不思議な感じを受ける、かつての神職の住居があったのだろうか。
なぞの多い神社だと思った。

訪問ノート

訪問日:2019/6/8
交通手段:クルマで訪問
カメラ:RX100M3

各種式内社データへのリンク

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